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COLUMN 不動産売却コラム

2022/03/18(金)

共有名義の不動産は離婚後どうなる?対処法を解説します

離婚後に共有名義の不動産が残るという方はいらっしゃいませんか。
離婚した後の不動産の対処は困ってしまうポイントですよね。
今回は、離婚後の共有名義の不動産の対処法について解説します。
お困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□共有名義の不動産は離婚後放っておいても良いの?

離婚した後に共有名義の不動産があるけど、放っておいても良いのかどうか悩みますよね。
結論から言うと、放っておくことはおすすめしません。
共有名義の状態を放置せずに解消しましょう。

それでは、共有名義のままにしておくデメリットとは何なのでしょう。

1つ目は、離婚後も2人の関係が続いてしまうことです。
物件を共有している場合、共有者1人ひとり、できることが限られます。
例えば、長期の賃貸借や抵当権設定、売却などの行為は相手の同意が必要になるのです。
リフォームであっても2人が同意していることが求められるでしょう。

離婚した後も、物件に対して何かするたびに連絡して同意をもらわなければなりません。
意見が合わずにトラブルに発展してしまうケースもあります。

2つ目は、放置される可能性が高くなることです。
上記で述べたように共有物件を活用するのには、双方の合意が必要です。
しかし、実際に元夫婦が協力するのは困難な場合も多いでしょう。
そのため、不動産が放置されてしまい何にも活用されずに税金だけかかる無駄な状態が続いてしまう可能性が高くなります。

3つ目は、維持費がかかることです。
不動産を所有していると、毎年固定資産税を支払う義務があります。
それに加えて、不動産業者に管理を任せているケースでは、管理費もかかってきます。

共有名義であれば、原則2人でそれらの費用を負担するべきですが、相手が応じてくれない可能性もありますね。
そのリスクも考えておくと良いです。

以上のデメリットを考慮すると、不動産の共有名義の状態は解消した方が良いでしょう。
次の章では、名義の変更方法をご紹介します。

 

□離婚した共有名義の変更方法とは?

続いては、離婚した際の共有名義の変更方法をご紹介します。
変更方法の1つとして、返済名義人を単独名義に変更する方法があるでしょう。
これは、どちらか一方が相手への共有持分を財産分与することによって可能です。

この方法は、2人で不動産への返済をすると約束していた共有名義の状態から、どちらか一方だけが支払いの全てを引き受ける単独名義の状態に変更するというものです。
住宅ローンが残っている場合と残っていない場合では、その方法が異なるので、ご紹介します。

 

*住宅ローンが残っているケース

残っている場合は、少し困難であるケースがあるでしょう。
それは、単独名義にするためにローンの完済を求められることなどが挙げられます。
ローンを完済するためには、他の金融機関から借り換えをして相手名義のローンを完済する方法があるでしょう。
また、第三者の連帯債務者や連帯保証人を加える方法もあります。

 

*住宅ローンが残っていないケース

残っていない場合は、簡単に名義変更ができます。
離婚が成立した後に、法務局において登記申請するだけです。
ご自身でも書類の準備を行うことができますが、司法書士に依頼をして作成してもらうと手間は減るでしょう。
司法書士に依頼すると、報酬料として費用がかかることは押さえておいてください。

 

□まとめ

今回は、離婚した際の共有名義の不動産について解説しました。
離婚した後でも共有名義として不動産を所有していることは、様々なデメリットがありましたね。
トラブルを避けるためにも、名義を変更するなどして早めに対処しましょう。
不動産を売却したい場合は、当社までご相談ください。

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