2022/02/14(月)
住まなくなった実家はどうすればよい?空き家の活用法を紹介します!
「住まなくなった実家をどうすればよいのか分からない」
このようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。
空き家を上手く活用する方法はあるのでしょうか。
この記事では、空き家を放置することによって生じるリスクや空き家の活用方法について紹介します。
□住まなくなった実家を放置しておくことによって生じるリスク
まずは、住まなくなった実家を放置しておくことによって生じるリスクについて紹介します。
1つ目は、倒壊してしまう危険性があることです。
誰も住まなくなってしまった住宅は、管理する人間がいなくなるので劣化のスピードが速くなります。
知らない間に劣化の状態が深刻になってしまうと、最悪の場合住宅が倒壊する、または近隣の方に迷惑をかけてしまう恐れがあるので注意が必要です。
「人が住んでいないから、住宅は劣化しないだろう」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実際は誰も住んでいない住宅の方が劣化のスピードは速くなります。
倒壊してしまった場合で、近隣の方に損害を与えてしまった際には、損害賠償義務を負う可能性も考えられるので、十分に注意しましょう。
2つ目は、放火の被害に遭うリスクが高くなることです。
ひとけが感じられない住宅は、放火などの犯罪行為の的にされる可能性が高くなります。
このような犯罪が起こった場合、基本的には損害賠償が課されるケースは少ないですが、危険性を認識しながら回避するための処置を怠っていたと判断された場合には、損害賠償責任を負う可能性も考えられます。
3つ目は、ゴミが捨てられることです。
皆さまはゴミだらけになってしまった空き家を見たことはありませんか。
管理が十分に行き届いていないことが見て取れる住宅は、不法投棄の対象になりやすい傾向にあります。
当然ながら不法投棄をする人が悪いのですが、ゴミからの悪臭などのせいで近隣住民が何らかの被害を受けた場合には、その住宅の所有者が責任を問われる場合もあるので注意しましょう。
□空き家の活用方法について
次は、空き家の活用方法について紹介します。
1つ目の方法は、別荘として使うことです。
普段自分が生活する住宅とは別に、別荘として空き家を活用するのはおすすめです。
空き家が遠方にある場合でも、連休が取れた際などであれば訪れられます。
田舎の方にある空き家であれば、自然を感じながらリラックスできる空間になるでしょう。
一方で、固定資産税などの費用がかかるので注意が必要です。
2つ目の方法は、売ることです。
自分で管理するのが難しい場合には、売却するのが良いでしょう。
先ほど紹介した通り、空き家のまま放置するのは大きなリスクを伴います。
そうならないためにも、売却するという選択肢を持っておくと良いでしょう。
3つ目の方法は、賃貸に出すことです。
「管理をするのは難しいけど、売却するのは避けたい」
このようにお考えの方もいらっしゃると思います。
そんな方には、賃貸に出すことをおすすめします。
この方法を採用すれば、家賃収入を得られる上に、住宅の不具合があった際にも入居者から連絡をもらえるので、そこに住んでいなくても住宅の状況を把握できます。
借り手を見つけるために苦労する可能性もありますが、これも有効的な手段の1つだと言えるでしょう。
□住まなくなった実家は売却することをおすすめする理由
最後に、住まなくなった実家は売却することをおすすめする理由について紹介します。
先ほど3つの活用方法を紹介しましたが、1番おすすめなのは売却です。
なぜなら、固定資産税などの負担を負う必要がないからです。
賃貸に出す方法も有効だと紹介しましたが、住宅の状態によってはなかなか借り手が見つからない場合もあります。
その場合、借り手が見つかるまでの間は住宅の管理や税金の支払いなどを自分でする必要があります。
また、借り手が見つかった場合でも、貸主側に不具合の修理義務が発生することが多く、突然の出費もリスクの1つです。
これらは大きな負担になりかねません。
売却をすればこのような負担はなくなるので、自分の肩にのしかかる重荷を減らせます。
そのため、このような負担を持ちたくない方は売却するのがおすすめです。
□まとめ
この記事では、空き家を放置することによって生じるリスクや空き家の活用方法について紹介しました。
住まなくなった実家をどうすればよいのかとお困りの方は、この記事で紹介した内容を参考にして空き家を上手く活用してみましょう。
ご不明な点がございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。