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COLUMN 不動産売却コラム

2023/11/30(木)

共有物分割の要件を理解してスムーズな手続きを実現しましょう!

共有物、特に不動産の共有は、相続や購入などさまざまなシチュエーションで発生します。
これには法的なプロセスが伴い、共有者間での合意形成や法律専門家のアドバイスが重要となります。
本記事では、共有物分割の基本的理解から具体的な方法、そして共有物分割請求訴訟の進め方と要件について、紹介します。

□共有物分割の基本的な理解

共有分割がどのようなものかここでは大きく4つに分けて紹介します。

 

*定義と必要性

共有物分割は、共有されている物(特に不動産)を単独の所有物に変換するプロセスを指します。
特に、相続によって土地や家が複数人によって共有される場合、それらの共有物を個別に分割する必要が出てくるのです。

 

*共有物の例

共有物として最も一般的なものは不動産ですが、他にも車や貴重品なども共有物として扱われることがあります。
これらのアイテムは法律的にどのように扱われ、どのように分割されるのか、それぞれの法律や規則が存在するのです。

 

*一般的なシチュエーション

相続は共有物分割が必要とされる一般的なシチュエーションの一例です。
他にも、共有者間での合意による売却や購入、贈与など、さまざまなシチュエーションで共有物分割のプロセスが必要とされます。

 

*共有物分割の手続き

共有物分割は、まず共有者間で協議することから始まります。
協議で合意が得られなかった場合、共有物分割協議や共有物分割訴訟といった法的手続きが必要となるでしょう。

この段階では、不動産の価値を知ることが重要で、特に不動産の価値が2500万円以下の場合、相続時精算課税制度を利用することで費用を抑えられる可能性があります。

 

□共有物分割の具体的な方法

共有物分割には主に3つの方法が存在します。それは、現物分割、代償分割、そして換価分割です。
これらの方法はそれぞれ異なる特徴と利点、欠点を持ち、共有者の状況や要望に応じて選択することが大切です。

1.現物分割
現物分割は、物理的に共有物を分割し、それぞれを現物で相続する方法です。
この方法のメリットは手続きが簡単である点ですが、一方で土地を公平に分割するのが難しい、また分割により土地の価値が大きく下がる可能性があります。

2.代償分割
代償分割は、誰か1人が不動産を相続し、他の相続人には現金を支払う方法です。
物理的な分割が不要でスムーズに共有物分割が行えるメリットがありますが、多額の現金を用意する必要があるというデメリットも存在します。

3.換価分割
換価分割は、共有物を売却し、得られた資金を相続人間で分割する方法です。
この方法は公平でわかりやすいとされ、1円単位まで細かく計算して分配が可能で、不動産を高価に売却できれば相続人同士で多くの資金を分け合えます。

共有物分割の方法選択は、共有者間の合意や不動産の状況、財務状況に大きく依存します。
適切な方法を選択し、必要に応じて当社をはじめとする専門家のアドバイスを受けることで、円滑に共有物分割プロセスを進められます。

 

□共有物分割請求訴訟の進め方と要件

まず、共有物分割請求訴訟を進める前に、共有者間で共有状態を解消する権利がチェックされます。
民法第256条により、各共有者には共有状態を解消する権利が認められており、いつでも分割請求することが可能です。

次に、共有物分割協議の実施がなされます。
訴訟を申し立てる前に共有者間で共有物分割協議することが求められるのです。
協議は電話やメール、手紙などを利用して行われ、共有者全員が同席する必要はありません。

ここからは共有物分割請求訴訟の要件についてです。
共有物分割協議が調わない場合、裁判所に共有物分割請求訴訟を申し立てることが可能となります。
しかし、一定の要件を満たす必要があり、特に協議が行われた事実を証明することが重要です。

その後、裁判所に共有物分割請求訴訟を申し立てます。
民法第258条に基づき、裁判所が分割方法を決定し、共有状態が解消されます。

協議の内容を手紙でやり取りする場合は、「内容証明郵便」を利用することが推奨されます。
これにより、「協議に関する手紙はもらっていない」「郵送事故が起きて手紙が紛失してしまった」といったトラブルを防げるのです。

共有物分割請求訴訟を起こす前に、「共有物分割調停」を選択することも可能です。
しかし、調停しても折り合いがつかないことも多く、一般的には訴訟が選択されることが多いのです。

 

□まとめ

共有物分割は、特に不動産のような価値の高い財産に関しては、法的なプロセスと知識が求められる重要なステップです。
この記事では、共有物分割の基本的な理解から、具体的な分割方法、そして共有物分割請求訴訟の進め方と要件について解説しました。
それぞれの分割方法にはメリットデメリットがあって難しいのですが、そんな時にはぜひ当社にご相談ください。
当社所属の専門家が皆様にあったプランを提案します。

 

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