2023/07/16(日)
住み替えのタイミングは目的で決める！住み替えの注意点とともに解説
住み替えは人生の中でもお金が大きく動く機会の1つであり、しっかりと計画性を持ったうえで進めたいものです。
住み替えに合った時期は目的によって異なり、タイミングによっては余計なコストを負担する恐れもあるため、注意が必要です。
そこで今回は、目的ごとの住み替えのタイミングと、住み替え時に注意したい点についてご紹介します。
□目的によって住み替えのタイミングは異なる
1.生活環境の不満を解消したい
「今住んでいる家の環境を改善したい」という理由から、住み替えを考える方は多いです。
例えば、仕事の都合による転勤、子どもの出生・進学などの家族状況の変化、といった事情が生じたとします。
家庭における変化に対応できるように、施設へのより良いアクセスや安全性などの観点から利便性に富む住宅を求めて、住み替えを考える契機が生まれるのです。
実際に、国土交通省が発表した「住生活総合調査（平成30年）」では、住み替えを行った人の半数以上は家や周辺環境の利便性向上を目的としています。
2.損をしないで不動産売買を進めたい
額の大きい不動産売買で損をしたくない方は、不動産価格の推移に気を配り、売買のタイミングにそれぞれ注意を払う必要があります。
また、不動産を売却した際に利益が出た場合は、譲渡所得に対して税金がかかります。
このとき、一定の要件にあてはまる場合は3000万円特別控除を利用でき、3000万円まで譲渡所得に対する税金が控除されるため、活すると良いでしょう。
そして、新しい物件を購入する際には、ローンの金利が低い時期を選ぶようにしましょう。
金利が低いと、支払う利子の総額も低くなるため、損を少なくして取引を進められます。
3.老後の生活に備えたい
老後の生活に備えて住み替えを考える場合には、50代から動き始めることが大切です。
50代の時期には、子どもも就職や進学で家を離れ、ライフイベントが一段落します。
そのため、新しく物件を探す際には、間取りの要望もまとまりやすいのです。
例えば、階段や段差のないバリアフリー仕様の家に住みたい、家事をしやすいコンパクトな家に住みたいといったように要望をまとめてみましょう。
□住み替え時の注意点
＊しっかりと資金計画を立てる
住宅の住み替えは、不動産売却・購入どちらも行うため、慎重に資金計画を立てておくことが大切です。
予想外の出費が発生して計画が崩れた際は予算を低く設定し直すため、希望通りの物件を選べない恐れもあります。
例えば、仮に住宅ローンが完済できない場合に住み替えローンが組めそうか、自分の用意する資金で補填できるか、などの観点から、前もって余裕のある計画を立てましょう。
＊余裕を持ったスケジュール
住み替えは、ゆとりのあるスケジュールを立てた上で進めましょう。
買い手が見つからず資金が予定した時期に得られなかったり、新しい物件探しにも想定以上の時間を要したりすることも考えられます。
そのため、時間に余裕を持ったスケジュールを立てられるように、当社のような不動産会社の方とコミュニケーションを取っておくことが重要です。
＊住宅ローンの仮審査を済ませる
購入する物件が決まっていなくても、住宅ローンの仮審査を受けられます。
事前に借り入れの予想額を把握しておくことで、実際に希望の物件が決まったときに、スムーズに審査手続きを進められるのです。
□まとめ
今回は、目的ごとの住み替えのタイミングと、住み替えに伴う注意点についてご紹介しました。
人生における大きなイベントである分、タイミングや資金計画には十分に注意を払うようにしましょう。
当社は、経験豊富な専門アドバイザーが不動産査定や資金計画などの相談を承っております。
住み替えについてお悩みの方は、まずはお気軽に当社にお問い合わせください。
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