住み替えで家が売れなかったらどうなる？その対策とともに解説します！|千歳・苫小牧・札幌エリアの不動産売却なら| プランドゥライフ不動産売却相談サイト

住み替え・買い替え

2023/03/30(木)

住み替えで家が売れなかったらどうなる？その対策とともに解説します！

売却と購入のタイミングを合わせることは難しく、いつ、どのくらいの金額で物件が売れるかわからない状態が長く続くと、いつ住み替えをすればいいのか分からなくなってしまいます。
住み替えにおける家が売れない場合に起こる事態とその対処法について知っておくと事前に十分な対策を講じられるでしょう。

□住み替えで家が売れなかったら起こりうる事態

住み替えには売り先行と買い先行の2つの流れがあるため、それぞれの住み替え方法で家が売れない場合に巻き起こる事態について解説します。

売り先行とは旧居を売却してから新居を探し、新居が見つかるまでは仮住まいで過ごす方法です。
売り先行ではどれほど気に入った物件があっても旧居が売れ残っているうちに新居の購入はできないため、旧居が売れない状態が続いているうちに気に入った物件を買い逃してしまう場合があります。
売却活動の期間が長くなると、家に住みながら内覧対応をすることになるためそのたびに掃除や準備、時間の確保が必要になり、精神的な負担が大きくなることが想定されます。

また旧居が売れない場合、ローン返済や管理費用、修繕積立金の支払いは続けなければならないことも注意が必要です。
これらの費用負担を不当に延滞し続けると管理会社や管理組合から督促や裁判などの法的措置に関する通達が届き、売却活動に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

次に、買い先行とは新居を購入して引っ越しが完了してから旧居を売却する方法です。
買い先行で住み替えをして旧居が売れない場合は、二か所分の居住費用がかかります。
旧居の住宅ローンが残っていればダブルローンを組むことになり、管理費や修繕費などのコストも同時に発生することになるため、支払先が多くなり管理が煩雑になります。

□住み替え時の売れない！を防ぐために

住み替え時の売れない！を防ぐためには、家が売れない原因を想定してそれぞれの原因に対処する必要があります。
はじめに家が売れない状況として、内覧希望はあるが売却までは至らない場合と、内覧希望者が少ない場合に分けられます。

内覧希望はあるが売却までは至らない場合、物件の魅力を伝えきれていない、内覧時の対応が不十分であった、などの原因が考えられます。
水回りの手入れを怠っていることで悪い印象を持たれたりデザインや機能などの魅力がかき消されてしまっていたり、内覧当日に時間が確保できずゆっくり見れなかった、質問に対して的確な返答をもらえなかったなどの声が上がることもよくあるため、内覧の際にどのように案内するか仲介会社と入念に準備しておきましょう。

次に内覧希望者が少ない場合、これはそもそも検討の土俵に立っていないことを意味します。
立地条件や築年数などの条件が悪い、売り出し価格が相場よりも高い、広告効果が低い、売り出しの時期が悪いなどの原因が考えられます。

売り出し価格が高いと購入検討者がインターネットで物件を検索した際に表示されないため、一括査定サイトなどの金額を鵜呑みにせず、不動産会社による査定を経てその金額と根拠に納得したうえで売り出し価格を決めることが大切です。
また、最も需要の高い3月に合わせて物件を売りに出してみることやリフォームして付加価値をつけること、仲介会社と専任媒介契約を結び積極的に広告活動をしてもらうなどの対策が考えられます。