2022/10/16(日)
メリットだけではない!リースバックの注意点を解説します!
リースバックとは、住んでいる家の売却後、引っ越すことなく賃貸物件として住み続けるという仕組みです。
家の売却で得たお金を家賃として払うだけで同じ家に住み続けられるといったメリットがありますが、いくつか注意点があります。
この記事では、リースバックの注意点について解説します。
□リースバックとは
リースバックとは、売却と賃貸借契約を併せた不動産取引のことです。
家を売却して所有権が移った後も、賃貸借契約を締結することで住み続けられます。
病気、事故、進学などで多額のお金が必要になった、住宅ローンの返済が困難になった、事業のために一時的に資金を調達する必要があるといった場合におすすめです。
子どもがいる場合も引っ越しする必要がなく、生活環境を変えずに売却でまとまったお金を得られるといったメリットがあります。
□リースバックの注意点とは
リースバック契約を結ぶ際の注意点をいくつかご紹介します。
1つ目は、不動産の所有権が第三者に移ることです。
先程もリースバックの仕組みについてご紹介しましたが、リースバックとは、家の売却後に賃貸借契約を結び、そのまま住み続けられるという仕組みです。
賃貸借契約を結ぶということは、不動産の所有権を第三者に譲渡することになります。
名義が変わったとしても家の見た目は変わらず、賃貸物件として住み続けられます。
また、不動産の所有者ではなくなると、固定資産税の支払いも不要になります。
しかし、不動産の所有権が第三者に譲渡された場合は、親族に家を相続できなくなるため注意しましょう。
所有権を第三者から元に戻すには、買い戻さなければなりません。
2つ目は、家賃が相場よりも高くなりやすいことです。
リースバックでは、リース料として家賃を支払う必要があります。
家賃は、その地域の市場価格よりも高くなる傾向があることに注意しましょう。
リースバックの契約条件として、家賃を支払える見込みのある安定した収入が条件となっています。
契約前に、現在の収入で家賃を払い続けられるかどうかを計画しておきましょう。
また、正社員でなくても、一定の収入があればリースバックを利用できます。
継続的な家賃の支払いが期待できる限り、アルバイトやパートでも問題はありません。
3つ目は、売却価格が相場よりも安くなってしまうことです。
リースバックで不動産を売却する際の、売却価格は市場価格を下回る傾向にあります。
一般的な不動産売却であれば、買い手を見つけて自分で取引すれば、高値で売却できる可能性がありますが、買い手を探すのに手間がかかり、売却後は住み続けられません。
一方、リースバックは不動産をすぐに収益化し、家に住み続けられるといったメリットがあります。
売却価格は相場より安くなりますが、注意点とメリットを合わせて考えてから決めると良いでしょう。
4つ目は、買い戻し価格が売却価格を上回ることです。
所有権を第三者から元に戻す際には、買い戻しする必要があります。
一般的に、買い戻し価格は売却価格より高くなります。
将来的に買い戻そうと考えている場合は、売却価格以上のお金が必要となるので注意しましょう。
5つ目は、任意売却では利用できない可能性があることです。
リースバックは、住宅ローンの返済が困難な場合に任意売却と組み合わせて利用できます。
任意売却には債権者の同意が必要となるため、リースバックとともに利用したいと考える場合は、債権者と話し合うようにしましょう。
□まとめ
この記事では、リースバックやリースバックの注意点について解説しました。
リースバックはメリットもありますが、いくつかの注意点もあります。
リースバックについてご不明点等ございましたら、お気軽にご相談ください。
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