築20年のお家の価値ってどれくらい？売却のコツをご紹介します！

売却について

2022/07/30(土)

築20年のお家の価値ってどれくらい？売却のコツをご紹介します！

これから住宅の売却をしようとお考えの方で、
「築20年経っているけど価値はどのくらいになるの」
「築年数が古い家を売る際のポイントが知りたい」
このような疑問をお持ちの方はいませんか。
今回は、築20年の家を売りたいとお考えの方に向けて、築年数と価格の関係と売却する際のコツをご紹介します。

□不動産における築年数と価格の関係性を紹介！

まずは、不動産における築年数と不動産価格の関係性をご紹介します。

一般的に不動産は築年数が経つにつれて、売却する際の価格が下がっていきます。
しかし、戸建てかマンションかによって、価値が下がるスピードに若干の違いがあります。

戸建ては、他の不動産と比べても価格が下がるスピードが早い傾向にあります。
築2年で9割の価格に、築10年で5割と急激に相場価格が下がっていくでしょう。
しかし、こちらは建物部分のことであり、土地の価格は築年数とは関係なくまた別の要素で下がる可能性もあります。

一方のマンションは、戸建てと比べると比較的緩やかに価値が下がっていきます。
鉄筋コンクリート造のマンションは、木造よりも耐用年数が長いことから価格が下がるスピードも遅くなるのです。
マンションの場合は、築年数が20年を超えると購入時の価格の半分程度になり、それ以降は緩やかに下がっていきます。
そのため、戸建てと同様にマンションを売却する場合も築20年以内を目安に売却するのがおすすめです。

ちなみに、北海道における不動産価格は、日々変動傾向にあります。
そのため、北海道で不動産売却をお考えの方はぜひ一度当社までご相談ください。

□築20年以上の不動産の売却を成功させるポイントとは？

次に、築20年以上の不動産の売却を成功させるためのポイントをいくつかご紹介します。

1つ目は、売却するまでの時間に余裕を持つことです。
買い手の方は、中古物件に安さを求めていることが多いでしょう。
そのため、相場よりも若干安い物件の方が早く、多く問い合わせがくる傾向にあります。
相場よりも3,4割も高くする必要はありませんが、1割程度高い価格設定であれば、時間が経てば買い手が見つかる可能性があります。

この際、売却までに時間的な余裕がないと、一刻も早く無理に値下げをしないといけません。
本来売れる価格よりも大幅に安い価格で売却することになるため、できるだけ時間に余裕を持って売却をすることをおすすめします。

2つ目は、相場価格を調べることです。
売り出し価格は、査定価格をもとに決めることになりますが、売り手自身が相場を把握しておかないと、相場とかけ離れた価格を設定してしまう可能性があります。
そのため、おおよそでも構いませんので、売却を考えている物件と近しい条件の物件の相場価格を把握しておきましょう。

3つ目は、ホームインスペクションを行うことです。
ホームインスペクションとは、専門の人が建物のコンディションを調べてくれるサービスのことです。
築年数が古い物件の購入を検討しているほとんど人は、「外壁がひび割れていないか」、「雨漏りはしてないか」といった、その住宅の状態が気になっています。
ホームインスペクションをして、しっかりとその住宅の状態に問題がないことを証明できれば、購入検討者も安心して購入を決めてくれるでしょう。

4つ目は、ハウスクリーニングを依頼することです。
ハウスクリーニングを依頼して、住宅を綺麗な状態にしておくことをおすすめします。
特に、水回り部分が綺麗かどうかによって、その家の印象を大きく左右します。
なかなかご自身ではできない部分をプロの方に任せてみるのも良いでしょう。

実際、築20年を超えた家でも売却に成功した事例は多数存在します。
買主は購入した家を自分好みにリフォームして、新築よりも安く理想的な空間を実現できるため、築年数の古い家のニーズは一定存在するのです。