2022/07/04(月)
売出価格とは?決め方についてもご紹介します!
不動産を売却したいと考えたときには、「売出価格」を決めなくてはなりません。
売出価格が低すぎれば自分が損をすることになってしまいますし、逆に高すぎると不動産の買い手が見つからないといった事態になってしまいます。
今回は、売出価格とはそもそも何か、そしてどのように決めるのかといったことをご紹介します。
□売出価格とは?
不動産の売却をする際、最終的な価格は売主と買主の交渉によって決定します。
したがって、売出価格がそのまま売却した時の価格になるとは限らないわけです。
売出価格以外にも、不動産の売買には、査定価格や成約価格といったさまざまな価格が登場します。
ここでは、売出価格とは何かをご紹介するとともに、それぞれの価格の違いについても解説します。
*売出価格とは実際に売りに出す時の価格
不動産を売りに出すときは、ご自身で大まかな希望売却価格を出した上で、不動産会社に査定を行ってもらい、その査定や、その時の市場の状態などを加味した上で売出価格を決定します。
売出価格は原則売主が自由に定められますが、設定額が高すぎると物件の買い手が見つかりませんし、安く設定しすぎると自分が損をしてしまうことになります。
*査定価格とは
査定価格とは、物件がいくらくらいで売れるかということを不動産会社が示す価格のことです。
査定依頼があった物件の築年数や、向き、間取りといった特徴や、現在の不動産市場の状況、類似物件の成約価格などを考慮した上で算出されます。
売主はこの価格を参考に売出価格を決定することになります。
*成約価格とは
成約価格とは、売主と買主の双方の合意のもとで最終的に売買が成立した時の価格のことです。
売出価格がそのまま成約価格になることもあれば、売出価格より低くなることもあります。
成約価格は、買主との交渉によって決定されるものなので、一概には言えませんが、過去の取引実績や、条件が似ている物件がどの程度の価格で売れているのかを事前に調べておくと、大まかな成約価格の推測ができます。
□売出価格の決め方
実際に売出価格を決める際にはどのような手順を踏めば良いのでしょうか。
ここでは売出価格を決める際に使える方法を2つご紹介します。
1つ目は、不動産会社に出してもらった査定価格と希望額を比較して検討する方法です。
信頼できる不動産会社に査定額を出してもらい、自身が売りたい希望価格との比較を行います。
際に、どこまで妥協して値下げができるのか、という最低ラインと値下げをするまでの期間を計画しておきましょう。
値下げを何度か繰り返すこともできますが、値下げ回数はなるべく少ない方が良いです。
それは、購入希望者は物件内容や価格についての知識がかなり深く、学習をした上で物件探しを行っているからです。
すなわち、どのタイミングでどのくらい値下げをしたのかという情報は購入希望者に筒抜けなのです。
そんな中で、値下げを繰り返すと、「また値下げがあるのではないか」と期待させてしまい、購入希望者はなかなか購入に踏み切れなくなります。
結果的に値下げの最終ラインまで値下げをしたけれど売れなかった、ということにもなりかねないのでおすすめできません。
□インターネットなどを用いて相場を調べる
売出価格を決める際に、かなり参考になるのが、周辺で自分の物件と条件が似ている物件がどれくらいの価格で売れたのかという情報です。
そこから相場を掴み、うまく購入希望者と折り合いがつきそうな売出価格を設定できれば早く物件が売れることに繋がります。
□まとめ
今回は、売出価格とは何か、そしてどのように決めれば良いのかということについてご紹介しました。
売出価格は低すぎても高すぎてもよくありません。
不動産会社に出してもらった査定価格と、インターネットでの相場情報を参考にベストな売出価格を決めましょう。
運営会社:プランドゥライフ株式会社
対応エリア:千歳市、苫小牧市、札幌市
不動産売却サービス一覧
千歳店
住所:〒066-0042 北海道千歳市東雲町5丁目45-1
電話番号:0123-22-3334
営業時間:9時30分~18時30分
定休日:水曜日
苫小牧店
住所:〒053-0052 北海道苫小牧市新開町4丁目2-2
電話番号:0144-53-2055
営業時間:9時30分~18時30分
定休日:水曜日
札幌豊平店
住所:〒062-0003 北海道札幌市豊平区美園三条5丁目1-15
電話番号:011-799-0065
営業時間:9時30分~18時30分
定休日:水曜日
不動産購入HP:https://www.plando-l.com/