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COLUMN 不動産売却コラム

2022/05/21(土)

リースバックとリバースモーゲージの違いはどこにある?

「リースバックとリバースモーゲージとは何か分からない」
「それぞれどのような違いがあるのか知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
どちらも住まいに住み続けながら現金を受け取る方法ですが、この2つの方法は何が違うのでしょうか。
そこで今回は、上記のような悩みを解決するためにリースバックとリバースモーゲージの違いについてご紹介します。

 

□リースバックとリバースモーゲージとは?

そもそもリースバックとリバースモーゲージとは、どういったものなのでしょうか。
まずは、この2つの仕組みについてご紹介していきます。

 

*リースバッグ

念願のマイホームを購入したものの、長期間にわたるローンの返済中に返済が苦しくなると感じることもあるでしょう。
「ローンの返済が厳しい」「家を売却して老後資金を得たいけれど、引っ越したくない」などの悩みを解決するのがリースバックという仕組みです。

リースバックは、現在住んでいる家に住みながらその家を売却し、その家を賃貸契約して住み続ける仕組みです。
この仕組みの最大のメリットは、売却した後も同じ家に住めることでしょう。
通常の不動産売却であれば、所有権が移った時点でその家から退去する必要があり、新しい住まいを探す手間もかかります。
しかし、リースバックを利用することで、引っ越しにかかる手間や新たな環境に適用するためのストレスを感じずに済みます。

また、家を所有することでかかるコストやリスクがなくなることもメリットです。
家の所有には、固定資産税や都市計画税、その他の維持費など多くの費用がかかります。
さらに、災害による倒壊や破損、資産価値の下落など多くのリスクもありますよね。
リースバックを活用することで、これらの負担がなくなるでしょう。

 

*リバースモーゲージ

リバースモーゲージとは、現在住んでいる家に住みながら、その家を担保にして金融機関からお金を借りる方法のことです。
借入人が亡くなった際に担保にしていた家を処分し、借入金を返済する仕組みです。
一般的な住宅ローンは、融資額を一括で受け取り、その融資額を毎月返済していって完済します。
しかし、リバースモーゲージは、一括もしくは毎月借入した分の残高を最後にまとめて支払う仕組みです。

この仕組みのメリットとしては、毎月の支払いが利息のみであるため、老後生活中の支出を減らせることが挙げられます。

 

□リースバッグとリバースモーゲージはどこが違うの?

ここからは、リースバックとリバースモーゲージはどこが違うのか、詳しく見ていきましょう。

この2つの仕組みの最も大きな違いは、不動産の取引か融資かどうかです。
まずリースバックは、「売却」と「賃貸」を組み合わせた「不動産取引」のことです。
売却によって所有権を移して現金を一括で受け取り、その後は賃貸契約を結んで住み続けることができる仕組みです。

一方でリバースモーゲージは、家を担保にした「融資」をベースにした「金融商品」と考えてください。
所有権は移さずに担保として提供して融資を受け取ります。
融資である以上は、いずれ返済する必要がありますが、基本的に所有者が亡くなった後、担保にしていた家を売却して得た資金を返済に充てます。

また、所有権が移転するタイミングが異なることも、大きな違いと言えるでしょう。
どちらも最終的には所有権を移しますが、リースバックはすぐに移転する一方で、リバースモーゲージは移転までの期間に余裕があります。

 

□まとめ

今回は、リースバックとリバースモーゲージの違いをご紹介しました。
どちらの方法にもメリットやリスクがあるので、これらの仕組みを利用する際には、しっかりとポイントを押さえて決めていきましょう。

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